【2023】レンタカーに傷をつけた。ばれる?ばれない?レンタカーをぶつけた時の正しい対応方法。

レンタカーに傷をつけた。ばれる?ばれない?レンタカーをぶつけた時の正しい対応方法。
画像出典:タイムズレンタカー

レンタカーに傷をつけてしまった。ぶつけてしまった時にどのように対応すればよいか迷うと思います。

警察に通報したほうが良い?レンタカー会社には連絡すべき?黙っていればばれない?やっぱりばれる?レンタカーを返却したあとにレンタカー会社から連絡が来たりする?

などなどいろんな悩みや疑問があると思います。

今回はレンタカーに傷をつけてしまったり、ぶつけてしまった時の正しい対応方法と私の経験談について書いてきます。

目次

【結論】レンタカーに傷をつけたり、ぶつけてしまったら正直に警察とレンタカー会社に言う

はじめから結論を言います。

レンタカーに傷をつけてしまったり、ぶつけてしまったりら正直に警察とレンタカー会社に言いましょう。嘘は絶対だめです。

さらに言うと「どんなに小さい傷をつけてしまっても、擦ってしまっても、やってしまった自覚があるなら警察とレンタカー会社に連絡したほうが賢明です」

なぜかと言うと、レンタカー会社から傷の修理代等を補償されるためには、警察に連絡して事故証明をもらわないと、保証会社からお金がおりてこない仕組みになっています。

つまり保証会社から修理代金等がおりてこないと、修理代金全額を負担しなくてはならない事態に展開する可能性があります。

例えば縦列駐車をした時に、左のバンパー付近を擦ってしまったり、バックで駐車しようとしたら、後部を少し壁にぶつけてしまったなど、自分が少しでも傷をつけたと自覚したものは警察に連絡した方が後々後悔しません。

ここで警察に連絡しなかった場合、傷やぶつけた部分の修理代は実費+αになってしまいます。

仮にバレないだろうと思ってそのまま返却したとしてもレンタカー会社の社員は注意深く見ています。返却した時に「ちょっとよろしいですか?」という感じで引き止められたり、後日連絡が入ってくる可能性も考えられます。

稀に見逃してくれたり、地元の小さなレンタカー会社の場合だと、小さな傷程度なら見逃してくれるところもあるそうですが、後々多額のお金を支払うリスクと、消えない不安、罪悪感を背負うよりはよっぽどマシです。

正直言うのが大人の対応です。

レンタカー会社の保険はフルに入っておこう

レンタカーを借りる時には必ず補償内容について説明を受けます。

私は当時タイムズレンタカーを利用していたので、タイムズの補償内容を例に説明します。タイムズレンタカーやニッポンレンタカーなど、大体どこのレンタカー会社も補償内容と金額にあまりは差はありません。

タイムズレンタカーの補償内容

補償コースについて - レンタカーならタイムズカーレンタル

結論から言う、1番補償内容が厚いコースを選んだ方がベストです。

タイムズレンタカーで言うと、「安心補償コース」です。少しでも旅費を浮かすために補償に全く入らないorとりあえず1番安い補償内容を選ぶのは絶対やめておいた方が良いです。

なぜかと言うと、どんなに運転に自信のある人でも事故に合う可能性はゼロではありません。それに普段乗り慣れていない車に乗るので、車幅や運転間隔が違ってきます。また自分は気をつけていても思わぬ貰い事故に遭遇する確率も決してゼロではありません。

簡単にタイムズレンタカーの補償内容を説明すると

「標準補償コース」を選んだ場合

「標準補償コース」を選んだ場合、事故などでレンタカーに傷などの損害をおこしてしまったら、対人補償は基本的に1名につき無制限についてきますが、1事故につき車両補償免責額(5万円)とNOC(ノンオペレーションチャージ)一般的に2万円程が掛かってしまいます。

「免責補償コース」を選んだ場合

加入料1,080円を支払うと、車両補償免責額(5万円)とNOC(ノンオペレーションチャージ)一般的に2万円程が免除されます。

「安心補償コース」を選んだ場合

1番補償内容の厚い「安心補償コース」を選んだ場合は、車両補償免責額、NOCの免除の他、通常車両補償では補償されないタイヤのパンクや破損、ホイールキャップの紛失、レッカー車での搬送などのロードサービスまで付帯した、安心の補償内容になっています。加入料は2,160円です。

上記3つが補償内容になりますが、1番補償が厚い安心補償コース2,160円を選べば、万が一事故にあってしまった場合でも、多額の修理費やNOCを払わなくて済みます。

レンタカーに傷をつけた&ぶつけたらすぐに警察とレンタカー会社に連絡する

1番はじめにも書きましたが、万が一レンタカーに傷をつけてしまったり、ぶつけてしまったら迷うことなくまずは警察に連絡しましょう。

レンタカーについて傷の修理代が保証されるためには、警察から事故証明を取らないと保険が適用されません。

もしかすると警察によっては傷程度では応じてくれない可能性もあるかもしれませんが、事故証明をもらわないとレンタカー会社から保証されないなどの理由を説明したら応じてくれるかもしれません。

警察に連絡を終えたらレンタカー会社にも電話をしましょう。どんな話があるかは分かりませんが、レンタカー会社から具体的な指示があるはずです。

私がレンタカーに傷をつけてしまった時の話【経験談】

私の場合は、舗装されていないデコボコした山道を走ってしまった時に、タイヤのホイールカバーに傷をつけてしまいました。

これくらいの傷ならバレないかもしれないと思い、はじめは黙っていようと思いました。そのため警察にもレンタカー会社にも電話は入れませんでした。

しかしあとになって傷がバレた時のリスクを考えて、返却時にレンタカー会社の社員さんに正直に言いました。警察にも連絡を入れようと考えましたが、傷がついてから時間がだいぶ経ってしまったこともあり、この時は連絡を入れませんでした。

結果的にはホイールカバー1個分の交換費用5,000円を支払う結果になりました。

本来ならここにNOC(ノンオペレーションチャージ)が追加され25,000円以上支払わなければなりませんでしたが、レンタカー会社の社員さんのご厚意のおかげで安く済むことができました。

もしそのまま黙っていたら25,000円以上の金額の支払いを命じられる可能性もあったと思います。

またもし傷が他の車に当ててできた傷であったり、住宅等の壁に擦ってしまってできた傷の場合、それを発見した人から後々になってレンタカー会社や警察に連絡が入ったら、さらに事が大きくなるリスクもあります。

それにせっかく楽しいはずの旅行をこんなモヤモヤした気分で行動して終わりたくないじゃないですか?

やってしまったことは正直に言おう

子供の時に家の近所で野球をしていたら、近所の窓ガラスを割ってしまったことがありました。その時は黙っていようと思いました。すごく怒られるのでないかと怯えていたからです。

でもいつかバレるんじゃないかと、心の中はずっとソワソワしていました。

小1時間くらい経った頃、そのソワソワした気持ちをなんとかしたくて、ガラスを割ってしまったことを正直に言いました。そしたら予想と違い、全く怒られることはありませんでした。

「正直者がバカを見る」という言葉があります。確かに人生はうまくいかないことがたくさんあります。

でも過ちを犯してしまったら正直に言った方が、気持ちがスッキリしませんか?結局人と人との関係ですので、誠心誠意正直に接すれば良い結果に導いてくれると思います。

最後に日本を代表するサラリーマン、クレヨンしんちゃんの野原ひろしはこう言いました。

「一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。」

「一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。」

「一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。」

「一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。」

「一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。」

ということで最後にもう一度伝えますが、レンタカーに傷をつけてしまったり、ぶつけてしまったら警察とレンタカー会社に正直に話しましょう。

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