日本のウユニ塩湖と呼ばれる千葉の江川海岸にカメラを持って撮影に行ってきた

日本のウユニ塩湖と呼ばれる千葉の江川海岸にカメラを持って撮影に行ってきた

日本のウユニ塩湖を呼ばれる千葉県木更津市にある江川海岸へカメラを持って撮影に行ってきました。

今回は江川海岸の紹介、行き方、撮影スポット、注意点などについて紹介していきます。

【2021年4月更新】現在江川海岸の電柱は撤去されてしまったそうです。

目次

ウユニ塩湖とは

ウユニ塩湖とは

そもそもウユニ塩湖って何?という疑問から説明します。

ウユニ塩湖とは南アメリカのボリビア南西部に位置する塩湖のことです。ウユニ塩湖の特徴は湖の底から水面までの高さが約50センチほどしかなく、面積は約11,000平方メートルの広大な広さを持っています。

世界でもっとも平らな場所と呼ばれており、薄い水面に映る空や雲が、巨大な鏡のような感じになるため、「天空の鏡」とも呼ばれています。

写真で見てみると分かりますが、とても神秘的な湖です。

そんなウユニ塩湖みたいな場所が、千葉県木更津市の江川海岸にあるというネットの噂を頼りに、今回足を運んできました。

江川海岸とは

江川海岸とは、千葉県木更津市にある「江川海岸潮干狩場」のことを言います。

なぜ江川海岸が日本のウユニ塩湖と呼ばれているのかというと、海面が満潮の状態になると、鏡のように空や雲が映し出されるため、その光景がまるでウユニ塩湖に似ているとのことで、そのように呼ばれているそうです。

江川海岸には海中に電柱立っている

江川海岸は海面に電柱が並んで立っているのが特徴的で、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」のワンシーンに出てくる主人公の千尋が、海を渡る場面にとても似ています。そして江川海岸は東京湾に面しているため、対面には神奈川県にある工場の鉄塔や煙突などが海岸から見えます。

なぜ人気の撮影スポットになったのか

夕方の満潮時間になると、夕暮れ時の太陽の日差しと、海面にそびえ立つ電柱、そして対面に見える工場夜景の様子が、とてもノスタルジックさを感じさせる光景で、その写真がインスタグラムなどのSNS等で大ブレイクしました。それをきっかけにカメラマンが集まるようになり、人気の撮影スポットの1つとなりました。

なぜ海に電柱が立っているのか

なぜ海に電柱が立っているのというと、沖合に貝の密漁を監視する小屋があり、そこに電気を送電するために電柱が建てられたのがきっかけだそうです。

ですが、現在は監視する小屋が使われていないため、近々電柱を撤去する話もあがっており、今しか撮影することができない貴重な撮影スポットとなっています。

江川海岸への行き方

江川海岸は電車を使って徒歩で行くことと、車を使っていくこと両方可能です。

車で行く場合

車で行く場合はナビのルート通りに行けば辿り着くことができます。陸上自衛隊木更津駐屯地の側道を通って行くことになります。専用の駐車場はありませんが、潮干狩り場前に駐車スペースがあるので、そこに停めることになります。

電車を使って徒歩で行く場合

江川海岸に徒歩で行く場合

電車を使って徒歩で行く場合は、JR内房線「巌根駅(いわね)」または「木更津駅(きさらづ)」から向かうことができます。

巌根駅から行く場合は徒歩で約50分ほどかかり、木更津駅から行く場合は約1時間10分程かかります。徒歩だけで行く場合は、正直かなりの距離なのでおすすめしません。

距離的にみると巌根駅から向かった方が早いですが、木更津駅西口から出ている三井アウトレットパーク行きのバスに乗って「江川バス停所」まで行き、そこから徒歩で江川海岸まで行けます。江川バス停所から江川海岸までは徒歩で約25分ほどかかります。

または木更津駅か巌根駅からタクシーに乗って江川海岸まで行った方が良いです。ただし、巌根駅は田舎にあるようなかなり小さな駅なので、タクシーがなかなか来ない可能性があるので、木更津駅から向かったほうが間違いありません。

絶対車で行った方が良い

私は行きは電車を使ってバスに乗り徒歩で行きました。帰りは巌根駅まで徒歩で帰りましたが、車で行った方が絶対良いです。

理由は単純に距離が遠いことですが、江川海岸までの道は歩道もなく、車が自分の横を通りすぎ、夜は電柱の光もなく、道には墓地もあって帰りは結構危ないです。女性の人は絶対車で行った方が安全です。

カメラ撮影スポット

江川海岸についたら手前に駐車場スペースあるので、そこを突っ切って置くまで行くと、電柱が立っている海岸に辿りつけます。そこが絶好の撮影スポットです。

夕方頃になるとカメラマンの人たちが三脚を立てて集まってきますので、場所取りなど喧嘩せずに仲良く撮影してください。

海岸にはフェンスがあるので、絶対に電柱のところまで足を踏み入れてはいけません。マナーを守って撮影に望んでください。

かなり下手ですが撮影してみました。

江川海岸をカメラ撮影

注意点

江川海岸は本来潮干狩りをする場所なので、コンビニなどがありません。またトイレはあるのですが、潮干狩りが営業している時間帯しか開いていないので、江川海岸に行く場合は事前にトイレに行っておくことと、ペットボトルなどの水分を持参して行った方が良いです。

江川海岸場所詳細

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