社会人1年目の新入社員が成長するための仕事の取り組み方や考え方

社会人1年目の新入社員が成長するための仕事の取り組み方や考え方

社会人1年目や転職して1年目の人は早く仕事に慣れたいと思ったり、成長意識の高い人は、同期より仕事ができるようになりたい、誰よりも成長したいなどと思う方もいるかと思います。

今回は新入社員が成長するための仕事の取り組み方や考え方について説明します。

目次

誰よりも長い時間働く

いきなりブラック企業的な内容ですが、誰よりも長い時間働くことです。

至って単純な理屈で、人より長い時間働くと、それだけ仕事に触れる時間が長いため、成長スピードも誰よりも早いよね。っていう話です。

サイバーエージェントの藤田晋社長も、起業する前に働いていたインテリジェンスという会社にいた時は、始発で会社に出社して終電で帰り、土日も休まず仕事をする生活を送っていたそうです。その結果、新人でトップの営業成績を残したという経歴があります。

私も藤田晋社長までとは言えませんが、新入社員の頃は毎日終電で帰宅していて、たまに土日も出社して仕事をしていました。私の場合は自分でそれを選択したわけではなく、仕事量が半端なく多くて終わらないというのが長く働いていた理由なのですが、1年経った頃には同期の誰よりも仕事ができると会社の上層部から評価されました。

当然ですが、ただダラダラと遅くまで仕事をするのでなく、誰よりも仕事ができるようになるという意欲を持って働く必要があります。また健康を害しては元も子もないので、自分の体調と相談しながら働くことが重要です。

最近では早く帰宅するように促される会社もあるようですが、遅くまで仕事していても良い環境であれば、誰よりも長い時間働きましょう。

どんな仕事でも引き受ける

社会人1年目はどんな仕事でも嫌な顔せず引き受けることが大切です。

自分の仕事ではないと、始めのうちから線引してしまうと、自分の仕事の幅が限定されてしまいます。また、思ってもいなかった仕事が自分の性格や特性に合っていたりなどの発見や、あとになってあの時やった経験が別の仕事で役に立った、なんてこともめちゃくちゃあり得ます。

そして嫌な顔せずどんな仕事も引き受けてやり遂げると、上司や先輩からも「あいつに頼めばやってくれるだろう」と、強い信頼を得ることができます。

1年目の社員は周りからの信頼が限りなくゼロの状態なので、仕事を引き受けてやり遂げ、周りの人からの信頼を獲得することが、今後その会社でやっていく重要なファクターの1つです。

まずは上司や先輩の真似をする

はじめて経験する仕事に取り掛かる時は、まずは他人の真似から入ることをおすすめします。真似をしやすい対象が上司や先輩です。

新入社員のように何も分からない、何もできない状態であれば、まずは上司や先輩の仕事のやり方を忠実にパクることからはじめてください。真似することができれば、ひとまずその上司や先輩と同じことができるようになるので、経験は違えど同じ土俵に立つことができます。

1番効率の良い真似の方法は、所属する会社の中で誰が1番仕事ができる人かを聞いて、その人の真似をすることです。どんな会社にも仕事のできる人は必ず1人はいるので、1番できる人の真似をはじめることが効率的に成長できます。ただし、間違ってはいけないことは、真似しようとする人の悪い部分を真似してはいけません。

誰しもオンリーワンを目指したい気持ちを持っていますし、オリジナリティを発揮して他人との差別化を図りたい気持ちは分かりますが、なかなかオリジナリティは湧いてきません。

私の職業はWebデザイナーですが、良いデザインを作ろうと思ってもなかなか良いデザインが思い浮かばないことが多いので、よく他のイケてるサイトのデザインを真似することからはじめています。ですのでまずは真似することからはじめてみてください。

どんどん挑戦してどんどん失敗する

どんどん挑戦してどんどん失敗してたくさん学びましょう。いろんな偉人や起業家も同じことを言っていますが、失敗のない経験より、失敗のある経験からの方が学ぶことは多いです。

基本的に会社員が仕事で失敗しても、その責任の所在は、世間的には個人に向けられるのではなく会社に向けられます。つまり個人ではなく法人に向けられるのです。

社内の中ではその上司にあたる人に責任が向けられますが、上司の仕事は責任を取ることが仕事なので、新入社員は責任云々を気にする必要はありません。

それに冷静に考えてみると分かりますが、新入社員に会社の存続を脅かす重要な仕事は、まずもって降ってきません。安心して失敗しても大丈夫です。

蓄音機やトースターなどを発明した、発明家のトーマス・エジソンの言葉にこんな言葉があります。

「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまく行かない方法を見つけただけだ。」

偉大な発明家のエジソンでも1万回以上失敗をしているので、失敗するのは当然のことです。

若さはベテランに勝てる唯一の武器

若さはベテランに勝る唯一の武器です。20代の私が何を生意気なことを言っているんだと思われるかもしれませんが、本当です。

ベテランの人はルーキーに比べて経験は豊富ですが、ルーキーの方がベテランより体力がありますし、いろんなことを吸収できるスポンジのような脳があります。そして若い時は犯罪に手を出さない限り、何をやっても基本的に許されます。そして周りの大人が可愛がってくれます。この貴重な若い時代にどれだけいろんなことを勉強して経験したかによって、30代の自分ができあがってきます。

読書をしよう、そして勉強しよう

勉強は大人になってからも継続してやるべきです。仕事ができるようになりたい、成長したい、人生を豊かにしたいなどと考えている人は、特に読書をすることが重要です。成功している起業家の共通している特徴はよく読書をしていることだそうです。そして知らないことより知っている方が人生を圧倒的に有利に運ぶことができます。

最後に私が個人的に読んで良かった本を紹介して終わりにしたいと思います。

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