パスポートをはじめて取得する方法。必要書類から申請・受け取りまで

パスポートをはじめて取得する方法。必要書類から申請・受け取りまで

海外旅行に必ず必要なもの、それはパスポートです。今回はパスポートを作るのに必要な書類、申請のやり方、受け取り方法など、パスポートを取得する方法をゼロから説明していきます。

海外に初めて行く予定の人向けに分かりやすく説明していくので、最後までお付き合いください。

目次

パスポート申請に必要な書類を準備する

パスポートを取得するためには、まずは必要な書類を準備する必要があります。

必要な書類は下記です。

一般旅券発給申請書

簡単に言うとパスポート申請用紙です。

申請用紙はパスポート申請窓口に行って手書きで書くのが一般的ですが、Webからダウンロードし、印刷して申請する方法もあります。

窓口で手書きする時間が惜しいという方は、あらかじめWebから必要項目を入力して用紙を印刷しておくと時間を有効活用できます。私の場合は初めての申請だったので、窓口で書き方を聞きながら申請しました。

パスポートは5年で期限が切れるタイプと10年で期限が切れるタイプの2種類があります。申請用紙提出の際は、5年と10年間違わないように注意してください。

戸籍謄本または戸籍抄本1通

6ヶ月以内に発行された戸籍謄本または戸籍抄本1通が必要です。

戸籍謄本・抄本は本籍が登録してある役所で発行できます。本籍が遠隔にある場合は郵送で取り寄せることができます。郵送で戸籍謄本・抄本を取り寄せる方法はこちら↓↓の記事を参照してみてください。

パスポート用サイズの証明写真1枚

サイズ横35mm×縦45mmのパスポート用写真1枚を撮影します。

使える写真は6ヶ月以内に撮影したもので、背景がないもの(白や水色などの装飾がない色)。

撮影するところは駅前の証明写真撮影ボックスでできますが、パスポート申請場所にも撮影所が併設されてるところもあるので、パスポートを申請しに行くついでに行ってみるも良いかもしれません。

本人確認のための書類

運転免許証や写真付きの個人番号カードなど。コピーはNGなので必ず原本を持ってくるようにしてください。

居所(きょしょ)申請の場合は住民票も必要

居所申請とは住所を登録している都道府県以外でパスポートを申請するときに必要な申請です。

居所を申請できる人は海外からの一時帰国者、船員、単身赴任者、長期出張者、学生・生徒など限られた人が申請できます。その場合は居所申請書と6ヶ月以内に発行された住民票が必要です。

パスポートを申請しに行く

申請所について

必要な書類が揃ったら住所を登録してある都道府県のパスポート申請所に申請しに行きます。

例えば神奈川県に住んでいる人の場合は、ネットで「神奈川 パスポート」的な感じで検索すると申請できる場所が出てくると思います。

基本的に申請は土日祝日はやっておらず、平日の9時〜17時または19時までやっているところが多いようです。

また年末年始、GW、お盆休みなどの大型連休などが控えている日の前は比較的混雑しやすい傾向があるので、余裕をもって申請しに行くことをおすすめします。

申請所についたら

申請所についたら申請書(一般旅券発給申請書)を記入します。記入の仕方が分からない場合は係の人に聞けば解決できます。

また自分の名前を記入する署名の欄はパスポートに直接印刷される箇所なので、綺麗に書くように気をつけましょう。

申請所を一通り書き終えたら受付窓口に用紙を提出します。この時に記入した内容と本人を確認するために本人確認書類の提示を求められます。申請内容に問題がなければ受付終了です。パスポート引き換え用紙が渡されるので、受け取り可能日まで大切に保管しておきましょう。

パスポートの受け取り可能日

申請書に問題がなければ後日パスポートを受け取ることができます。基本的申請した日から約1週間後に受け取ることができますが、混雑具合によって後ろ倒しになる可能性もあります。

パスポートを受け取りに行く

パスポートの申請が無事に受理されたら、約1週間後に受け取りに行くことが可能です。

受け取りできる日は申請受付可能時間とほぼ同じで平日の9時〜17時または19時で土日祝日は基本的休みの所がありますが、申請所によって日曜も受け取りできる場所もあります。

受け取りに必要なもの

受け取りに必要ものは3つあります。

1つ目は申請時に渡されたパスポート引き換え用紙。2つ目は都道府県収入印紙2,000円。3つ目は収入印紙(10年パスポートは14,000円、5年パスポートは9,000円)です。

手数料まとめ

10年パスポート

  • 都道府県収入印紙:2,000円
  • 収入印紙:14,000円
合計:16,000円

5年パスポート

  • 都道府県収入印紙:2,000円
  • 収入印紙:9,000円
合計:9,000円

10年パスポートも5年パスポートも都道府県収入印紙は共通で2,000円掛かります。

収入印紙を購入してパスポートを受領

上記の収入印紙を窓口で購入します。購入にはクレジットカードでの支払いはできず、現金のみでしか払うことができませんので注意してください。

購入した収入印紙を引き換え用紙に貼り付けて窓口に持っていけば、無事にパスポートを受け取ることができます。

まとめ

パスポートを受け取るには事前に書類の準備をしなくてはいけません。

また申請から受け取りまでに約1週間ほど時間がかかるので、書類準備から申請、受け取りまで、トータルでどれくらい時間がかかりそうかあらかじめ予想して行動することが大切です。計画的に行動しましょう。

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