賃貸物件によっては洗濯置き場と壁との間に隙間があって、この隙間をなんとか有効活用できないかと考えている人もいるかと思います。
洗濯機本体が中央にくるように配置すれば隙間は気にならないのですが、このスペースを何か有効活用できそうなので、あえて片方に寄せて配置しています。
例えば細長いタイプの収納ケースとかを設置するには良さそうなスペースです。
しかし床を見ると、洗濯機の防水パンがスペースの大半を占領しているので、ここに収納ケースを置くとなると、設置が少し不安定になります。
ですので設置面が安定するように、ここのスペースに棚を設置したいと思います。
はじめからちょうど良いサイズの棚があればいいのですが、なかなかサイズがピッタリの商品はないので、今回はDIYでちょっとした棚を作る方法を紹介します。
洗濯機と壁との間のサイズを計測
棚をDIYする前に、洗濯機と壁との間のスペースを計測します。
計測結果は壁から洗濯機の横幅が170mm、奥行きが600mm、防水パンの端から洗濯機までの横幅が100mmという計測結果でしたので、このスペースに合う木材をホームセンターに行って調達します。
必要な木材はこのスペースにピッタリ入るサイズの天板と、その天板を支えるための足となる木材の大きく2つの木材が必要です。
木材と木工用ボンドをホームセンターで購入
近所のホームセンターに行って木材1枚と木工用ボンドを購入します。
木材の価格は大きさや材質によってピンからキリですが、今回はだいたい1,200円くらいで調達できました。
この1枚の板を木材カットコーナーに行って、天板と天板を支える足にそれぞれカットします。カット料金は1カット60円くらいでできます。
今回は3箇所カットしたので、合計180円のカット費用となりました。
木材を販売しているホームセンターには木材カットコーナーが併設されている店舗があるので、カットが必要な場合はここでプロの人にお願いすると綺麗に仕上がります。
ホームセンターが近所にない人はAmazonでも木材を購入することができます。今回作った棚のサイズに合う板のリンクを貼っておきます。
カットした木材を組み立てて棚を作る
ホームセンターで木材を購入したら、洗濯スペースにカットした板がしっかり入るか確認します。
次に天板を支えるために、足用にカットした木材を使って天板の足を木工用ボンドで接着します。
木工用ボンドは完全に乾燥するまで時間が掛かるので、しばらく待ちましょう。
また洗濯機の振動で壁や洗濯機に傷をつける可能性があるので、壁や洗濯機の設置面にクッション(100円ショップで購入した隙間テープをカットして使用)を貼り付けます。
組み立てた木材を洗濯機と壁のスペースに設置する
天板と足につけたボンドが完全に乾ききったので、洗濯機と壁の間に設置してみます。
計画通りピッタリです。うまく設置できました。
天板のサイズもピッタリですが、天板を支える足も防水パンのサイズにピッタリ木材をカットできました。このように木材を購入する前に隙間のサイズを計測して、必要な材料をメモ書きでも良いので準備しておくことが大切です。
設置した天板の上には収納ケースを設置したり、洗剤や柔軟剤を置いたりすることができます。
DIYに掛かる費用
- 木材:約1,200円
- 木材カット代:約180円
- 木工用ボンド:100円
- クッション(隙間テープ):100円
合計約1,580円で綺麗な棚を作ることが可能です。