JavaScriptのfor文(繰り返し処理)の書き方

JavaScriptのfor文(繰り返し処理)の書き方
画像出典:MDN

JS(JavaScript)のfor文の書き方について説明します。

目次

for文(繰り返し処理)とは

for文とは、同じ処理を繰り返す(ループ)時に使う構文です。

繰り返し処理にはfor文以外にもwhile文があります。できることはwhile文と同じですが、while文よりコードをシンプルに書けます。

for文の書き方とコード

for文の書き方とコードは下記です。

for(変数の定義; 条件式; 変数の更新){
  処理を書く
}

括弧内()に変数の定義、条件式、変数の更新をセミコロン(;)で区切って書きます。

括弧{}の末尾にセミコロンは不要です。

例:numberが100になるまで処理を繰り返す。

for(let number = 1; number <= 100; number ++){
  console.log(number);  //numberが100になるまでnumberの値を出力し続ける
}

上記のコードは変数「number」の値に1を定義し、numberが100以下の場合は、numberの値を出力し続け、numberが100になるまで1を足し続ける処理をしています。

while文とのコードの違い

同じ繰り返し処理のwhile文との違いを見てみましょう。

while文のコード

let number = 1;

while(number <= 100){
  console.log(number);  //numberが100になるまでnumberの値を出力し続ける
  number++;  //numberが100になるまでnumberに1を足し続ける
}

for文のコード

for(let number = 1; number <= 100; number ++){
  console.log(number);  //numberが100になるまでnumberの値を出力し続ける
}

while文とfor文を比較すると、for文の方がコードにまとまりがあってスッキリしています。

処理の内容は全く同じです。

仕様:JavaScriptのfor文の仕様

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