朝の準備時間と支度時間を短縮するやることリストの作り方

朝の準備時間と支度時間を短縮するやることリストの作り方

朝の支度時間を短縮できれば、バタバタした気持ちで会社や学校に向かわず、余裕のある気持ちで出かけることができます。

また短縮して増えた時間をスキルアップのために勉強したり、ちょっとした運動などを取り入れたりするなど有効活用することができます。

朝はあと5分だけゆっくり寝ていたい、なんてことも叶うことができます。

今回は朝の支度時間を短縮するやることリストの作り方について書いていきます。仕事のタスクリストは書くけど、朝のタスクリストは書かない人の方が実は多いのでないでしょうか?朝のタスクリストを作ることによって貴重な朝の時間を作ることができます。

目次

朝の支度時間が早い人は何をしているか

みなさんの周りには朝の支度時間が短い人はいませんか?

私の周りには朝の準備時間が短い人が多いです。中には朝ベットから起きて5分後には家を出ているという強者もいます。彼らはどうして朝の支度時間が短いのか聞いてみたところ、ある答えが見えてきました。

その答えは「何もしない」ということでした。

改めて考えてみるととてもシンプルな考えで、朝の支度時間が掛かってしまう理由は何かしているから時間が掛かるわけです。つまり朝にやることを少なくすれば支度時間を短縮することができるというわけです。

非常にシンプルな考えでしたが、私たちは無意識に朝起きたら身支度をして、朝ごはんを食べて、食べ終わったお皿を洗って、どんな服を着ようか考えて、鞄の中身を確認して、そして家を出るということをしていました。これらの行動はもはや朝のルーティンになっており、1度習慣化されてしまったものを崩すのは中々の至難の業です。

極論を言うと朝起きたら顔も洗わず、歯も磨かず、身なりも整えずに家を出ればかなりの時間を短縮できます。しかし余程の人でない限りそれは無理ですよね。

ではどうすればよいかというと、答えはなるべくやることを少なくし、部屋の中を効率の良い導線で動き、そして必要最低限の支度することです。

それではこれらを達成するために、具体的なやることリストの作り方について書いていきます。

朝やってることをリストアップして現状を把握する

まずは現状を把握することからはじめます。

朝起きてから家を出るまでにやることを箇条書きで紙やメモにリストアップします。

次にそのやることは部屋のどこでやっているか場所を書き出します。洗面所なのか、キッチンなのか、リビングなのか、トイレなのかとかです。

そしてリストアップしたやることに対して、どれくらいの時間が掛かっているかを書き出します。時間が分からない場合はストップウォッチなどで計測してみましょう。

ここでのポイントは細かい行動内容も漏れなく書き出すことです。

やることリストの記入例

やること掛かる時間場所
顔を洗う1分洗面所
髪型をセットする8分洗面所
朝食を作る6分キッチン

場所ごとにやることリストを並び替える

やることリストに場所と時間が記入できたら、場所ごとにやることを並び替えます。

何が言いたいかと言うと、部屋の中を行ったり来たりするのを防いだり、部屋の中を無駄なく効率的に動くために、リストを並び替えて最短ルートを決めます。

例えば洗面所でやることは顔を洗ったり、歯を磨いたり、髪型を整えたり、コンタクトレンズを入れたりすると思います。これらの行動を洗面所に行ったらまとめて全てやった方が効率的ですよね。

それが洗面所に行って顔だけ洗ったら服に着替える、着替え終わったら洗面所に戻って髪型を整えるなどをしていたら無駄な移動時間が発生するわけです。それらを防ぐために場所を書き出して、やることリストの並び替えをします。

こうしてメモに書き出してみることによって、意外と無意識のうちに洗面所や部屋を何往復してたりするので、ちょっとした時間のロスを削るだけでも支度時間を短縮することができます。

記入した時間より、もっと早くできない方法はないか考える

やることリストに書いた時間を見て、もっと早くできる方法はないか考えてみてください。

例えば歯ブラシを電動歯ブラシに変えて時間短縮できないかとか、朝、トーストを食べる人だったら焼き上がりを早くするために、ワット数の高いトースターを導入してみるとか、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグのように着る服を1週間分決めてローテーションするとかです。

時間短縮のアイディアが思いついたら、やることリストに時間短縮方法を追記します。

やる必要がなければ思い切ってやらない

極論を言うと別にやる必要性が薄ければ、やらないというのが究極の時間短縮方法になります。なので特段やる必要性がない項目は思い切ってやらないことにしましょう。

よく一般的に言われる時間短縮方法はやることを決めるより、やらないことを決めることと言われています。やらないことを決めればその分だけ時間短縮になります。

これでやることリストの完成です。

やることリストができたら実際に行動してみる

やることリストが完成したら、そのリストに沿って実際に行動してみてください。

新しくできたやることリストは何回も繰り返して実行すれば、体が慣れてきて自然と時間短縮することができるので、数日間は続けてみてください。

そして行動し終わったら掛かった時間を記録して、もっと早くできないかPDCAを回し続けてください。

朝の支度時間を短縮=やることリスト記入+リスト並び替え+時間短縮方法を考察+実行

ここまでの内容をまとめると、はじめに朝やることリストを箇条書きでメモなどに書き出します。次にそのやることは部屋のどこでやっているのか場所(洗面所やキッチンなど)を記入します。そしてそのやること1つ1つにどれくらい時間が掛かっているか記入します。まずはこれで準備OKです。

次に記入したやることリストの場所を見て、場所ごとに並び替えをします。並び替えをする理由は、同じ場所を何往復するのを防いだり、効率的な導線を見つけるためです。

そしてやることリストに記入した時間より、もっと早く時間を短縮できないか考えます。思いついたらその時間短縮方法をやることリストに追記します。

最後にやることリスト見て、やらなくてもよい項目を思い切って削ります。

あとはやることリストに沿って実際に数日間行動してみてください。行動したらどれくらい時間が短縮できたか記録して、さらにもっと短縮できないかPDCAを回し続けてみてください。

以上です。限られた朝の貴重の時間を有効活用して、未来の自分のために行動しましょう!

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