会社に出社する働き方から、在宅でリモートワークする働き方に変化した人は、今まで通勤するために使っていた時間や、着替えや身支度する時間がなくなったことで、1日に使える時間が増えたと思います。
今回はリモートワークで増えた時間を有効活用する方法について紹介します。
勉強する時間に使う
社会人になると勉強したくても、勉強する時間を確保できる人は意外と少ないと思います。
リモートワークでできた時間は、勉強して自己投資に使うのが、人生を豊かにするために1番効果的です。
具体的には自分が興味のある分野や、仕事で使うスキルを高めるための勉強をすれば良いと思いますが、なかなか勉強したい分野が見つからない人は下記の勉強をすると人生が楽しくなります。
読書
勉強したいことが見つからないという人は読書が1番おすすめです。
年収が高い人は読書をする量も比例して多いという調査結果があります。
https://entreplanner.jp/knowledge-curator/reading-book
知識や教養があると、仕事においても高い能力を発揮でき、プライベートでも人間関係を良好に築けるので、人生を豊かにしたいなら読書は絶対にしたほうが良いです。
読書が苦手という人は、はじめから難しい本を読むのではなく、小説や自己啓発書など、自分が読みやすいなと思う簡単な本から読み始めると読書に対する苦手意識が薄くなります。
英語の勉強
昔から言われていますが英語の勉強をすると世界が広がります。
海外旅行に行って道に迷ったり、ホテルの受付をする時に英語が話せると旅行が楽しくなりますし、SNSで海外の人と英語でコミュニケーションが取れたりできると、海外の人とのコミュニティーが広がります。
また日本は今後もどんどん海外からの移民が増えると予想されるので、英語ができると国内で暮らしている外国人ともコミュニケーションを取ることができます。
YouTubeを始めようと考えている人は英語が話せるようになれば、海外層のYouTubeユーザーの獲得もできることでしょう。
プログラミングの勉強
最近Web系エンジニアの採用需要が高い傾向にあるので、エンジニアに転職を考えている人はプログラミングの勉強は必須です。
プログラミングに興味がない人でもゲーム感覚で勉強を始めてみたら、すっかりハマってしまって、今ではスマホアプリのエンジニアに転職したという人も私の周りに実際にいます。
またプログラミングができるようになると、論理的思考能力が上がるので、仕事において役立つ思考法が自然と身につきやすくなります。
副業する時間に使う
リモートワークによって本業のために割く時間を圧縮できるようになったので、空いた時間は副業をする時間に使うのも良い選択です。
前から副業には興味があったけど、どんな副業をするのが良いか分からないという人は、元手が掛からなくて、比較的手軽に初めやすいものからやってみるのが良いです。
いきなりお金が掛かるものや、手間が掛かるものから始めると失敗する確率も高くなりますし、撤退する時も手間が掛かります。
具体的には下記の副業を始めてみるのがおすすめです。
ブログを書く
ブログは誰でも簡単に始められる副業です。
ブログでお金を稼ぐ仕組みは、ブログに広告を貼ったり、アフィリエイトリンクを貼って、そこから収入を得ることが主な収益方法になります。
はてなブログやライブドアブログなどの無料のブログサービスを使えば、手軽に始めることができるので元手が掛かりません。
本格的にやりたい人はWordPressを使ってブログを構築するのも良いです。
YouTubeに動画投稿する
コロナウイルスの影響で家で過ごす時間が増えたこともあり、それをきっかけにYouTubeに動画投稿して広告収益を得ている人も増えてきました。
YouTubeに動画を投稿するのも、必ずしも高いビデオカメラや編集ソフトが必要というわけではありません。手元にあるスマホや無料の動画編集アプリを使えば、お金を掛けずに動画を投稿することができます。
クラウドソーシングで受託する
クラウドワークスやランサーズでWeb制作を受託したり、メディアサイトの記事執筆を受託したり、クラウドソーシングサービスを介して、自分で作業を請け負って稼ぐのもおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事をお願いしたい発注者と仕事を受けたい受注者をマッチングさせるサービスです。クラウドソーシングを使って副業するには、受注者側になって仕事を請け負って、発注者が希望する成果物を納品すると報酬が得られる仕組みです。
クラウドソーシングを使って稼いでいる人は、主に記事の執筆やWeb制作のジャンルが1番多い印象です。文章を書くのが好きな人や、Web制作で独立したい人などは、1度挑戦してみると良いと思います。
運動する時間に使う
脳科学者のジョン・レイティ博士の研究によると運動すると脳を鍛えることができる。という研究結果が出ています。
また運動するとメンタルを鍛えることができるという研究結果も出ているので、鬱々とした気分を変えたい、もっと頭の回転を良くしたいと思っている人は運動する習慣を作ると、人生が変わると言っても過言ではありません。
在宅で仕事を始めるようになったら、会社に出社していた時と比べて体重が増えたり、なんとなく運動不足と感じている人が増えていると思います。これは通勤(歩く・階段を登る・立つなど)が意外と適度な運動になっていたことが分かります。
ですのでリモートワークになって増えた時間は、定期的に運動する時間を作って、脳を鍛え、メンタルを改善し、そして運動不足による体力の低下と増えた体重を減らして、心身ともに健康な状態になるようにしましょう。
瞑想する時間に使う
瞑想するとイライラが収まって心が安定してきたり、集中力や思考力が向上したり、脳や体に様々なメリットがあるという研究結果が出ています。
なんとなく瞑想が良いことはわかっているけど、やり方がよく分からなかったり、どれくらい瞑想すればいいのか分からない人もいると思います。
答えは簡単で、瞑想初心者の人は1日3分〜5分間だけでもいいので瞑想する習慣を作ると良いです。
瞑想のやり方も簡単で「自分の呼吸に集中する」ただこれだけです。
自分の呼吸に集中するには、背筋を伸ばして、目をつむり、息を吸って吐く、ということだけに意識を向けてください。雑念が入ってきそうになったら無心の状態を貫くことを意識して呼吸に集中してください。
始めはなかなかうまくいかないことが多いですが、1日3分間の瞑想を続けていけば瞑想のやり方も上達するし、メンタルが安定してきていることも実感できるようになります。
旅をする時間に使う
週5で会社に出社している働き方だと、有給を使わないとなかなか旅行は難しいですが、リモートワークなら有給を使わなくても働きながら仕事が可能です。
リモートワークになると、1日の時間の使い方をある程度自由に使い分けることができるので、例えば金曜の早朝に新幹線や飛行機に乗って旅行先のホテルまで行く、ホテルについたら昼間はノートPCを開いて仕事をし、夜になったら旅先のごはん屋さんなどに出歩いたり温泉に入る、そして土日は完全に旅行先でレジャーなどを楽しむ。月曜の早朝になったら新幹線や飛行機に乗って自分の家に帰るなど。
リモートワークになると必ず家で仕事をしなくてはいけないということはないので、旅先のホテルやカフェなどで仕事をすることも、やりようによっては可能です。
まとめ
リモートワークに切り替えると、今まで会社に行くための通勤時間や準備時間を削減することができます。
1日2時間〜3時間くらいの時間ができると、勉強する時間に使ったり、副業する時間に使ったり、趣味の時間に使ったり、いろいろ活用方法があると思うので、ぜひ増えた時間を有効的に使って自分の時間を楽しみましょう。