好きな人や気になる人から、なんだか最近避けられているような気がする時ってありませんか?
単純に考えると自分のことが嫌いで避けられていると考えるのが普通ですが、嫌われるようなことをした覚えがなかったり、行動や態度に一貫性がない場合は、好き避けされている可能性があります。
避けられている理由が嫌いで避けるのではなく、好き避けだったとしたら、その恋愛を諦めてしまうのは本当にもったいないです。
今回は好き避けしてしまう人の、具体的な行動内容について説明します。
好き避けとは
そもそも「好き避け」とは何かというと、好きな気持ちとは真逆な行動や態度を相手にしてしまうことを言います。
具体的には好きな人に対して素っ気ない態度や冷たい態度をとってしまったり、本当はもっと一緒にいたいのに好きな人から避けるような行動をしまうことです。
好き避けをされた相手は「嫌われたのかな」という勘違いが発生し、なかなか恋愛に発展しづらいという特徴があります。
ちなみに好き避けという言葉は心理学用語でいうと「反動形成」という言葉に値します。
抑圧されて無意識になっている欲求が,意識や行動に現れないよう,それと正反対の意識・行動に置き換えられる機制をいう。防衛機制の一種で,たとえば,攻撃性が抑圧されている場合には極端に親切になったりする。大げさなこと,強迫性などを特徴とする。
嫌い避けとは
好き避けと似たような言葉に「嫌い避け」という言葉があります。
嫌い避けとは言葉通りで、嫌いな相手を避けることを言います。嫌いな相手だから、目を合わせなかったり、距離をとったり、関わりたくない態度や行動をあからさまにするのが特徴です。
行動内容だけを見ると、好き避けと似たような行動になるため、好き避けなのか嫌い避けなのか判断するのがとても難しいですが、嫌い避けの場合は好き避けと違って、態度や行動に一貫性があるのが特徴なので、必要最低限のコミュニケーションだけしか取らなかったり、常に態度や視線が冷たいと感じた場合は嫌い避けの傾向が高いです。
ごめん避けとは
好き避け、嫌い避けと似たような言葉に、もう一つ「ごめん避け」という言葉があります。
ごめん避けとは好き避けでもなく、嫌い避けでもなく、相手が自分に好意があると気がつき、それに応える気がない時に、なんとなく相手を避けたり、気がない態度を取ったりすることです。
ごめん避けの場合は、好きでも嫌いでもないけど、好意を向けられるとめんどくさい場合に、ごめん避けをする傾向があります。
男性の場合は恋愛においてポジティブに考える傾向が強いので、ごめん避けに気が付かずにガンガンアプローチしてしまうと、最悪な結果になってしまうことがあるので、ごめん避けなのか好き避けなのか判断する能力が必要です。
それでは具体的な好き避けの行動内容について説明していきます。
目を見て話してくれない。会話中に視線を外されることが度々ある
会話中に目を見て話してくれなかったり、目を合わせてくれたと思ったら、ちょくちょく視線を外されたりした場合は、好き避けされている可能性があります。
一般的に人と会話をする時は、相手の目を見て話すのが会話のマナーであり、相手と良好な関係を保つためにも目と目を合わせて会話することが好ましいです。
しかし相手が目を合わせて会話をしてくれなかったら、自分のことが嫌いなのかなと勘違いしてしまいますよね。
ですが好き避けしてしまう人は、好きな人と会話をしているときは、堂々と目を見て会話することが恥ずかしくてなかなかできない人もいるんです。
急にそっけない対応や態度をされる
今まで話しかけたら普通に接してくれたのに、急にそっけない態度や対応をされた場合は好き避けの可能性があります。
具体的には挨拶をしても返事がボソッとしていたり、雑談をしても相手からの反応があまり乗り気じゃなかったりなどです。
好き避けしてしまう人は、自分の好意が相手にバレるのが怖かったり、話しかけられても、どのように接して良いかわからないため、このようなそっけない態度や対応になってしまいます。
もし急にそっけない態度や対応をされた場合は、優しく接してあげましょう。好き避けしてしまう人は、その日が終わった時に自分がとってしまった態度や対応にものすごい後悔しています。
避けられていると思ったけど身体の距離は近い
好き避けしてしまう人は、好きな人の前では緊張してしまったり、相手に自分の好意がバレるのを極端に恐れている人が多いです。
そのため避けられていると感じことが多々あると思いますが、自分と好き避けしてしまう人との身体の距離は、意外と近かったりなんてことがあります。
もし避けられていると感じても、好き避してしまう人が自分の近くにいたら、それは好き避けしている可能性があります。
これはなるべく好きな人の近くにいたいという純粋な気持ちの現れです。
視線を感じて目を合わせようとすると瞬時に視線を外される
好き避けしてしまう人から視線を感じた時に、相手の目を見ようとすると、瞬時に視線を外されることが多い場合も、好き避けされている可能性が高いです。
男女共に共通して、好きな人についつい自然とやってしまう行動内容は、相手を目で追ってしまうことです。これは好き避けしてしまう人も同じで、好きな相手をまじまじと目で追ってしまいます。
ここで特徴的なのが、好き避けしてしまう人は自分の好意が相手にバレるのを恐れているため、ふと目が合ってもすぐに視線を外してしまうことです。
ご飯やデートに誘っても断られる
好き避けしてしまう人は、デートやご飯に誘われても断ってしまうことがあります。
本当は好きな人からご飯やデートに誘われたことに、嬉しさを隠し切れない気持ちですが、好き避けしてしまう人は、極端に自分に自信がなかったり、デートで失敗して相手に嫌われたくないという心理が働いて、せっかくの誘いも断ってしまいます。
なので1度や2度断わられても、気にせずもう1度誘ってあげてください。
また出会ったばかりの段階や、まだ信頼関係が十分に構築されていない段階では、断る可能性が高いため、ある程度信頼関係ができてきて、相手が自分に対する警戒心が薄くなったと感じた時に誘うと、心を開いて誘いに応じてくれるかもしれません。
好き避けする心理状態
恋愛に自信がないから
恋愛に対して自信がなかったり、堂々と異性とコミュニケーションを取る自信がないことによって好き避けしてしまうことがあります。
自信がない原因として、過去に誰とも付き合ったことが全くなかったり、恋愛経験が少なくて、どのように対応すれば良いか分からないため、恋愛に対して消極的になってしまうことが原因としてあげられます。
恋愛に対して自信がないため、男女のコミュニケーションに苦手意識あり、そこから逃げ出したくなる行動を取ってしまいます。
恥ずかしいから
好きな人を前にすると、ついつい恥ずかしくなってしまって好き避けしてしまうパターンもあります。
好きな人といると、顔が赤くなってしまったり、会話がおぼつかなかったり、好きな人と視線が合ってもすぐに視線をそらしてしまったりなど、本当は好きな人のことをもっと見ていたいし、もっと会話をしていたい気持ちがあるのに、恥ずかしさのあまり、ついついそのような行動を取ってしまいます。
好きな人に嫌われたくないから
好きな人から嫌われたくないという気持ちが極端に高く、下手に関わらないほうが良いと思って、自分からあいさつしなかったり、話しかけるタイミングを逃してしまったりなどの好き避け行動をしてしまうことがあります。
誰でも好きな人からは良く思われたい気持ちがありますが、それよりも嫌われたくないという気持ちのほうが上の人が、このような行動を取ってしまいがちです。
好きな人に自分の好意がバレるのを恐れているから
好きな人に自分の好意がバレてしまうのを恐れていて好き避けしてしまうことがあります。これは恋愛経験が少ないことに起因しています。
まとめ
好き避けしてしまう人の具体的な行動内容について説明しました。
好き避けしてしまう人の心理は、自分に自信がなかったり、好きな気持ちが相手にバレたくなかったり、逃避傾向が強いことが特徴です。
好き避けしてしまう人の視線や行動内容をしっかり観察すれば、好き避けは意外と簡単見分けることができるので、もし相手の行動に違和感を感じたら、これらの行動内容に着目してみてください。