「Webデザイン未経験でもWebデザイナーになれるのか?」という質問をよく見かけるので、現役Webデザイナーが回答します。
【結論】Webデザイン未経験でもWebデザイナーになれます。
結論から先に説明しますとWebデザイン未経験でもWebデザイナーになれます。その理由を次の章から説明します。
【理由1】センスやスキルはやればやるほどあとから付いてくる。
1つ目の理由は「センスやスキルはやればやるほどあとからついてくる。」です。
Webデザインはセンスやスキルがないとできないんじゃないか?という意見を良く聞きますが、そんなことはありません。
たしかにセンスはデザインにある程度影響してくる要素ではありますが、センスはやればやるほどあとから付いてくるものなので、挑戦する前からあきらめることはありません。またスキルもやればやるほどあとから付いてきます。
そしてデザインは「課題を解決するための創造的行動」なので、才能やセンスよりも「誰に向けて作るのか」や「これを使う人は課題や疑問を解決できるのか」という点が最も重要です。
よく「デザイン」と「アート」を混合して考えがちですが、デザインは「課題を解決するための創造的行動」でアートは「制作者の哲学性や芸術性を表現した創造的行動」のことです。
つまり才能やセンスはWebデザインに絶対必要な要素ではないと思います。ただあったほうが表現の幅が広がるので良いという程度です。
【理由2】誰でもはじめは未経験。
2つ目の理由は「誰でもはじめは未経験。」です。
Web業界で活躍しているWebデザイナーの誰もがはじめは未経験からスタートしています。誰もがはじめは自分のスキルやセンスのなさに絶望する時があり、そのたびにいろんな壁を乗り越えて一線で活躍しています。
なので未経験だからといって尻込みする必要はありません。何事も誰でもはじめは未経験であり、誰にでもスタート地点はあります。それが早いか遅いかの違いなだけです。
世界的に有名な元メジャーリーガーであるイチローさんも、世間的には天才と言われていますが、実際は努力の天才です。小学生の頃からプロ野球選手を目指していて、周りのみんなが遊んでいる中、イチローさんは遊ばずに野球の練習をしていたそうです。
【理由3】今すぐ行動。スタートは早ければ早いほど有利。
3つ目の理由は「今すぐ行動。スタートは早ければ早いほど有利。」です。
Webデザイナーとして企業に就職する場合の例え話をします。
あなたはWebデザイナーになりたいと思って、ポートフォリオ(自分の作品)を作って企業に面接に行ったとします。するとそこにはあなたより年齢が若い人が面接に来ていました。
それぞれのスキルは同じでポートフォリオのクオリティも同じくらいでした。さて面接に合格したのはどちらの確率が高いでしょうか?
おそらく、よほどコミュニケーションが合わなかったり人格の欠落が無い限り、採用担当者はあなたより若い人を選ぶ確率が高いのではないかと思います。
その理由は若い人ほど頭が柔軟に動き、将来の伸びしろを期待されるため、企業は若い人を採用したいと思うからです。
つまりWebデザイナーになりたいと思ったらすぐに行動に移さないと、どんどんチャンスを失う確率が高くなります。逆に若ければ若いほどWebデザイナーになれる(採用される)確率は高くなります。
今日が1番若い日なのでスタートは早ければ早いほど有利です。仮に失敗しても若ければ若いほどリカバリーも早いです。
ちなみにはじめからフリーランスで活動する場合は年齢はあまり関係ありませんが、個人的にはじめからフリーランスになるのはおすすめしません。クライアントとのやりとり、ディレクションの経験、制作実績がないからです。
Webデザインを学習する方法
Webデザインは独学から勉強することが可能です。なのではじめは書籍を購入したり、プロゲートやUdemyなどのネットの教材を使って独学からはじめるのがおすすめです。
独学をしていてあまり勉強するモチベーションが上がらなかったり、ダラダラ勉強してしまうようであれば、スクールに通うこともおすすめします。
まとめ
Webデザイン未経験でもWebデザイナーになれるのか?について説明しました。
未経験でもWebデザイナーになることは可能なので、なりたいと思ったらすぐに行動に移すことが大切です。