マンションの換気口・吸気口・通気口カバーを自分で交換する方法

マンションの換気口・吸気口・通気口カバーを自分で外して交換する方法

換気口・吸気口・通気口カバーから発する風の音がうるさいので、マンションの換気口・吸気口・通気口カバーの交換を自分でやってみました。

今回は賃貸でもできるマンション・アパートの換気口・吸気口・通気口カバーを自分で交換する方法を紹介します。

目次

カバーを交換することによるメリット

カバーを交換して達成したいことは、車やバイクなどの外からの騒音がうるさいので、今より防音効果を高めることと、換気扇をつけた時に換気口・吸気口・通気口カバーの僅かな隙間から音が鳴り響くのを防ぐためです。

私のマンションは人通りの多い道路沿いに面しているため、車やバイクが通る音や、人の話し声などが部屋に伝わってきます。

また台所の換気扇をオンにすると、換気口・吸気口・通気口カバーからかなり大きな音が鳴り響きます。

音の正体はカバーの僅かな隙間から外気を取り入れる時に発生する空気音でした。

窓を閉めた状態で部屋の気密性が高くなっている時に大きな音が発します。

カバーを交換することで上記の課題を解決することを目指します。

交換前の換気口・吸気口・通気口カバーの状態

交換前の換気口・吸気口・通気口の状態

交換前のカバーはこのような感じになっていました。

円状に空気の通り道が並んでいて、真ん中のつまみをひねると空気の通り道が塞るようになっています。

おそらく音の発信源はこの空気の通り道から、僅かに漏れだす空気によって大きな音が発生しているものと思われます。

ホームセンターで換気口・吸気口・通気口カバーを購入

賃貸マンションの換気口・吸気口・通気口を自分で交換する方法

ネットでおすすめな換気口・吸気口・通気口カバーを調べてみたところ、ナスタ社の換気口カバーが評判がよく、自分でも簡単に取り付けることができるようなので、このカバーをホームセンターで購入しました。

こちらのナスタ社の換気口はカバーを押すと、3段階で空気の隙間を調整できる仕様なので、良く換気したい場合は隙間を大きく開けることができます。

冬の時期に冷たい空気を部屋の中に入れたくない場合は隙間を小さくして、部屋の空気を暖かく保つことができる優れものです。

季節や気候に応じて空気の通り道を調節できる点がこの商品のメリットです。

価格は2,000円〜3,000円前後で購入できます。

購入する前に、カバーのサイズが部屋の換気口のサイズと合うか測ってから購入してください。

ついでに防音性を高めたかったので、換気口・吸気口・通気口のフィルター用にウレタンスポンジも購入しました。

換気口・吸気口・通気口のウレタンスポンジ

こちらは500円前後で購入することができます。

換気口・吸気口・通気口はコンクリートの壁に穴が空いている状態なので、外からの音がダイレクトに入ってきます。それをウレタンスポンジを使って吸音するのが狙いです。

ちなみに音を防音するには吸音材と遮音材の両方必要です。詳しくはこちらのページが参考になります。

換気口・吸気口・通気口カバーの交換

換気口・吸気口・通気口カバーの交換は簡単にできます。吸気口と壁を繋いでいるネジを緩めて、カバーを外すだけです。

外した状態がこんな感じです。

換気口・吸気口・通気口を外した状態

換気口・吸気口・通気口を外すと直径100mm〜150mmほどの筒が見えます。

外のホコリを吸っている関係で、すごく汚れているのでこれを機会に拭き取ることをおすすめします。

カバーを取り外したらホームセンターで購入してきたウレタンスポンジをはめ込みます。筒の中にそのまま押し込めば問題ありません。

換気口・吸気口・通気口にウレタンスポンジをはめた状態

ウレタンスポンジをはめ込んだら、新しいカバーを設置します。壁に設置する前に付属品のゴムパッキンをカバーに貼り付けます。これで準備完了です。

NASTA(ナスタ)の換気口・吸気口・通気口カバー

あとは壁にそのまま設置すれば完了です。

今回購入したカバーはネジどめが不要なタイプなので、そのまま押し込めば設置完了です。

カバー交換後の感想

換気口・吸気口・通気口カバー交換後

新しいカバーに交換したところ、ウレタンスポンジも入れたこともあり、外から聞こえてくるうるさい騒音が聞こえづらくなったのが実感できました。

また換気扇をつけても大きな空気音が聞こえなくなりました。

交換自体も簡単なので女性の方でも交換可能だと思います。

また交換に要した費用も3,000円も掛からないので非常におすすめします。

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